2024年4月19日に薬品の勉強会を行いました。
通常の腰痛ベルトよりも細いベルトで、骨盤を安定させるベルトです。
骨盤を締める事で、「仙腸関節」という関節を支える事が出来ます。
この仙腸関節というのは、上半身と下半身のつなぎ目であり、
常に大きな負担が掛かっていて、歪みやすいところなのです。
ここが歪むと、体のバランス崩れ、腰に負担が起きるわけですね。
また歪むだけでなく、関節が堅くなり伸びすぎてしまうことも
体のバランスが崩れる原因になり、腰痛に繋がるのだそうですよ。
このミズノの腰部骨盤ベルトは、
細身なベルトであるので、長時間着けている事が可能です。
一般的な腰痛ベルトでは、ベルトに頼り切ってしまう生活になる為、
筋肉の低下が問題になってしまいます。
しかし、この骨盤ベルトですと、
筋肉を休ませないので長時間使用していても問題ないのだそうです。
ですので、いつも同じ姿勢でお仕事をされている方などには、
予防としても使って頂けるベルトなのだそうですよ。
これは、このベルトだけではないのですが、
最近の腰痛ベルトは、二段階で締めるようになっていますよね。
まず腹部で留めて、その後に補助ベルトを横から引っ張ってキュッと締めるやつです。
この補助ベルトなのですが、実は正しい使い方がありました。
正しい装着の仕方は、始めが肝心で
「すべての面ファスナーを外し、目いっぱい伸ばす」のだそうです。
ちょっと文章だと伝わらないかもしれないのですが、
私の言葉で申し上げると
「マジックテープを全部外して左右に最後まで引っ張った状態」
がスタートポジションです。
ちょっと上手く説明できないので、ぜひ店頭で薬品担当にお声がけ下さい。
また、こちらは骨盤ベルトですので、ウエストではなく、
腰回りに装着してくださいね。
実は、骨盤が安定していないという事は、内臓下がってしまう原因でもあり、
その結果、内臓機能の低下も引き起こします。
ベルトをしているからという効能効果ではないかもしれませんが、
お通じがイマイチという方、つまり内臓機能が低下している方で
腰痛がある方にも是非使って頂きたいベルトですね。
人の体にあるカルシウムの内、99%は骨や歯に存在しています。
残りの1%は血液や細胞に含まれています。
実は、この1%には非常に大事な仕事があるのですよね。
https://www.hashi-drug.co.jp/news/20210419-495/
この辺りは以前にも勉強会を行いました。
そして、カルシウムは吸収率が非常に悪い事、
現代の日本人は推奨量に男女共全年齢で足りていない事も勉強しました。
今回は、非常に吸収率が良いカルシウムについての勉強です。
通常、食品から摂取したカルシウムは化合物であり、
体内で単体にして、イオン化してやっと吸収できるようになります。
その行程がある為、摂取した内の約25%~45%程度しか吸収されません。
この吸収率の差は年齢によるもので、成長期を過ぎると吸収率は低下していきます。
吸収するために単体にしてイオン化しなければならないカルシウムですが、
初めからイオン化したカルシウムというものがあるのです。
それが「電解カルシウム」です。
イオン化したカルシウムそのものですので、吸収率が非常に高い医薬品です。
サプリメントのカルシウムとは別格の存在ですね。
ただし、気を付けなければならないことがあります。
イオン化したカルシウムは、
常に何かとくっついて化合したい寂しがり屋なので
他の物と混ぜたり、一緒に服用したりすると当然に吸収率が低下します。
飲む時は、空腹時にそのまま飲みましょう。
おすすめは起床してすぐ飲む事です。
毎朝のルーティーンにするととってもいいですね。
ちなみに、牛乳にもカルシウムは含まれており、液体ですが、
カルシウムイオンとして存在しているわけではありませんので
吸収率は低いのです。