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2026.06.10
勉強会
【No.22】勉強会レポート ねこ店長、熱中症対策を学ぶ
6月9日ヘルスケアの勉強会が行われました。
先生に聞く「水を飲むだけでは足りない理由」
第1話 水を飲んでいれば大丈夫?
暑い日の午後。店内を見回っていたねこ店長は、薬剤師の先生に声をかけました。
ねこ店長
先生、今日は暑いにゃんね。でも、ちゃんと水を飲んでいれば、熱中症は大丈夫ですよニャ!?
先生
水分補給はとても大切です。ただ、水を飲んでいるだけでは熱中症を防ぎきれないこともあります。
ねこ店長
えっ、水が足りなくなるのが熱中症ではないんですかニャ?
先生
水分不足も原因の一つです。でも本当に困るのは、体の中にたまった熱を外へ逃がせなくなることです。
先生
体は、血液に熱を乗せて手足や皮膚まで運び、そこで熱を外へ逃がしています。汗をかいて血液中の水分が減ると、熱を運ぶ力も弱くなります。
ねこ店長
なるほど。水分が減ると、体の中の『熱を運ぶ係』がうまく働けなくなるのにゃんね。
第2話 室内なら安心?
ねこ店長
それなら、外に出ず、お店の中にいれば安心ニャ。
先生
室内でも、温度や湿度が高ければ油断できません。皮膚まで熱を運べても、まわりの空気が暑いと、熱を十分に逃がせないからです。
先生
特に年齢を重ねると、暑さやのどの渇きを感じにくくなることがあります。本人は平気でも、体の中には少しずつ熱がたまっていることがあります。
ねこ店長
『室内にいるか』ではなく、『室内で体の熱を逃がせているか』を見るということにゃんね。温度と湿度を確認して、エアコンや扇風機を使うにゃ。
第3話 汗をかいたら、水だけでいい?
ねこ店長
暑い時は、とにかく水をたくさん用意しておきますニャ!
先生
普段の水分補給なら、水やお茶でかまいません。ただ、汗をたくさんかくと、水分と一緒に塩分も失われます。
先生
汗が多い時、食事がとれていない時、だるさや口の渇きが続く時は、経口補水液や塩分を含む飲み物・食品も状況に合わせて考えます。
ねこ店長
いつでも塩分を増やせばいいわけではなく、汗の量や食事の状態を見て考えるということにゃ。
先生からの注意。
高血圧・心臓病・腎臓病などで塩分や水分の制限を受けている方は、自己判断で増やさず、医師や薬剤師に確認してください。
第4話 夏バテと胃腸の関係
ねこ店長
夏になると、食欲がなくなって、冷たいものばかり欲しくなる人もいますニャ。
先生
暑い時、体は熱を逃がすために、皮膚や手足へ血液を多く送ります。そのぶん、胃腸の働きが落ちやすくなります。
先生
さらに冷たい飲み物や食べ物ばかり続くと、胃腸が疲れ、飲んだ水をうまく吸収しにくくなることもあります。
ねこ店長
水を飲んでいるのに、口は渇く。なのに、お腹はぽちゃぽちゃする。そんな時は、胃腸が弱っているかもしれないのにゃ?
先生
そのとおりです。下痢や食欲低下が続く時も、水分や塩分をうまく取り込めず、脱水に傾きやすくなります。
第5話 漢方や商品は、どう選ぶ?
ねこ店長
では、夏の不調には、みんな同じ漢方や商品を使えばいいのニャ?
先生
いいえ。同じ夏の不調でも、汗が多い人、胃が冷えている人、口が渇く人、便がゆるい人では、体の状態が違います。
先生
竹葉石膏湯や生脈散、五苓散などが候補になる場面もありますが、『夏だからこれ』ではなく、その人の状態に合わせて選ぶことが大切です。
ねこ店長
商品名だけで決めず、汗・口の渇き・胃腸・便の状態まで聞く。迷ったら先生に相談する。覚えましたニャ!
エナックロイヤル (生脈散+禿鶏散+エゾウコギ)
サマレスゼリー (竹葉石膏湯)
第6話 ねこ店長のまとめ
先生の話を聞き終えたねこ店長は、店のみんなに伝えるため、自分の言葉でまとめました。
ねこ店長
熱中症対策は、水を飲むだけでは終わらないにゃ。次の4つを一緒に見ますニャ。
· 涼しさ:室温と湿度を確認し、我慢せずエアコンや扇風機を使う。
· 水分:のどが渇く前から、少しずつ、こまめに飲む。
· 塩分:汗をたくさんかいた時は、食事や飲料からの補給も考える。
· 胃腸:食欲、胃の重さ、お腹のぽちゃぽちゃ、便のゆるさを確認する。
先生
よく理解できましたね。小さな不調を早めに見つけて、早めに休み、早めに整えることが大切です。
ねこ店長
はいニャ!『水は飲んだ?』だけでなく、『ごはんは食べられた?』『お腹の調子はどうか?』を考えるのニャンね。
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最後に すぐに対応が必要なサイン
ためらわず救急要請を
意識がぼんやりする、自力で水分を飲めない、けいれんがある、呼びかけへの反応がおかしい場合は、すぐに救急要請をしてください。
(講師:ハシドラッグ高橋/執筆:ハシドラッグ西店 八巻)
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