勉強会レポート コンドロイチン

2024/06/03

コンドロイチンについて勉強してきました。

 

●ゼリア新薬コンドロイチンZS

コンドロイチンと言えば軟骨の成分であり、

年齢と共に少なくなっていくという事はご存知かと思います。

このコンドロイチンですが、実は体内で作る事が可能なものなのです。

糖➡グルコース➡グルコサミン

➡N-アセチルガラクトサミン➡コンドロイチン硫酸

となります。

つまり、元々はご飯とかパンとかが原料なんですね。

しかし、最後のコンドロイチン硫酸になる為には、

硫酸化するための酵素が必要で、

この酵素が年齢と共に少なくなってくるのが問題なのです。

ですから、糖分をたくさん食べても、グルコサミンを摂っても、

酵素が上手く機能していないとコンドロイチン硫酸として使えないのですね。

 

ところで、コンドロイチンと書かれたサプリメントなどの食品がありますが、

あれも一応はコンドロイチン硫酸ではあるのだそうです。

ただし、ムコ多糖複合たんぱくなどと書かれており、

純粋なコンドロイチン硫酸だけのものではありません。

これは人体では分解して利用することができませんので、

効果は・・・なのだそうですよ。

医薬品のコンドロイチンZSがサプリメントに比べて値段が高い理由がわかりました。

 

〇軟骨成分

軟骨成分というのはイメージで言うと、

周りにネットが付いたスポンジのようなものです。

ネットの部分がコラーゲンで、

スポンジ部分にコンドロイチンがいっぱい入ってる感じです。

つまり、このスポンジ部分にはコンドロイチン硫酸がいっぱい詰まってるという事です。

このスポンジ部分に水をたくさん含む事ができるので、

私たちは痛みなく歩いたり飛び跳ねたりできるのです。

 

〇炎症が更なる問題を引き起こす

加齢でコンドロイチン硫酸を生み出す力が弱くなると、

変形性膝関節炎などの炎症が起きます。

なんとか頑張って支えようとするから変形してしまうんですね。

こういった炎症が起きると、突然2種類の酵素が出てきます。

この酵素が、スポンジのネット部分(コラーゲン)と、

スポンジ部分(コンドロイチン硫酸)を分解してしまうというのです。

当然、供給も間に合いませんし、ペッタンコになったスポンジでは

ショックを吸収できませんから更なる炎症を引き起こしてしまうのです。

 

〇関節の炎症を止めるには

実は、炎症が何故起きるのかはよくわかっていないそうで、

解明できればノーベル賞ものだそうです。

ただし、炎症を抑制するものは解っています。

そうです、コンドロイチン硫酸です。

他にも世界中で研究がされていますが世界中で失敗しているそうですよ。

また。先ほどサプリメントのコンドロイチン硫酸(ムコ多糖たんぱく)の話をしましたが、

これには炎症を抑える効果は認められていないようです。

 

〇軟骨に栄養を与える

軟骨成分のコンドロイチン硫酸は、日々使われ、

年齢と共に作る量が少なくなっていきます。

イメージで言うと、底に穴があいたコップの様なものです。

そのコップにコンドロイチン硫酸をたっぷりにしておかないといけないのです。

痛みが出ている時だけ服用するというやり方ではなく、

毎日補ってあげる事が重要なのですね。

また、コンドロイチン硫酸は互いにマイナスの電気を持っており、

くっ付かないようになっています。

この隙間に関節液が入り、

歩くなどの力が加わると液をムニッと出してその後また液を入れて元に戻ります。

この関節液が軟骨の新陳代謝に関わりますので、

無理をしない程度に歩くというのもとても良い事です。

 

〇コンドロイチンZSには他にも効能効果がある

関節の痛み以外にも疲労回復の効果も認められています。

コンドロイチンは細胞と細胞をくっつけておく組織に存在して、

毛細血管から酸素や栄養を運搬、

また細胞から老廃物や二酸化炭素を運び出すことに活躍します。

つまり、コンドロイチンが少なくなると、

この運搬と搬出がスムーズにいかなくなり、疲労に繋がるというわけですね。

 

〇筋膜リリース

また、筋繊維の周りにある筋膜にもコンドロイチン硫酸が含まれています。

ここのコンドロイチン硫酸が不十分だと、水分を確保できない為に柔軟性が低下し、

筋肉がガチっとくっついて肩こりや筋肉痛になるそうですよ。

つまり、滑らかな筋肉の動きにはコンドロイチン硫酸が欠かせないということですね。

 

1点だけ注意していただきたいことがあります。

これまでお話してきた通り、コンドロイチン硫酸は水をたっぷり含む性質があります。

ですので、服用されるときは、まず口に水を含み、その後に錠剤を入れてください。

口の中に水分が少ない状態ですと、口の中などでくっ付いてしまう可能性があります。

 

〇まとめ

毎日使うもので、年齢と共に供給が減ってしまうもの、

元気に過ごす為には必要不可欠なもの、それがコンドロイチン硫酸。

このコンドロイチン硫酸を補えますよとお墨付きがあるのが

ゼリア新薬のコンドロイチンZSだという事ですね。

 

やはり、お客様にはいい物をおすすめしたいと思っております。

今回の勉強会では数あるコンドロイチンの中で、

なぜコンドロイチンZSがおすすめなのか明確になりました。

もっと詳しく、という方はぜひハシドラッグ薬品カウンターでご相談くださいね。