ニキビの勉強会を行いました

2021/09/28

今回は、ニキビについて勉強してきました。

 

みなさん、ニキビは何が原因で出来てしまうと思いますか?

そりゃあ不潔にしているからだろ!

と思われるかもしれませんが、それだけではありません。

 

今回はその原因を、まず、①大人ニキビと②思春期ニキビとに分けてお話ししますね。

 

①大人ニキビ

大人ニキビの原因は、毛穴付近の角質層が硬く厚くなることなんですよ。

その結果、毛穴が詰まってしまうんですね。

つまり大人ニキビに対しては、十分な保湿ケアが有効です。

硬く厚くなった角質層を柔らかくしておくことが重要なんですね。

 

②思春期ニキビ

思春期ニキビの原因は、皮脂が過剰に分泌されてしまうことなんですよ。

その結果、その皮脂が毛穴を塞いでしまうんですね。

つまり思春期ニキビに対しては、過剰な皮脂を取り除くことが有効です。

また、皮脂によって増殖したアクネ菌の勢力を弱めることも有効ですね。

 

①②とも、上手くやってくれるのはアポスティシリーズですよ。

ゼリア新薬と資生堂がタッグを組んだ商品なんです。

 

ローションタイプは、普段使いすると肌を整えてくれます。

また、殺菌・消毒、肌組織修復、血行促進効果もありますから、

ちょっとした傷や、ムダ毛処理後、男性だと髭剃り後にも使えますね。

 

出来てしまったニキビを治療するならアポスティクリームが良いですね。

ニキビなどの炎症を起こす遊離脂肪酸というのがあるのですが、

その遊離脂肪酸を作る原因のリパーゼを抑制します。

因みにこの時、リパーゼを作るのはアクネ菌です。

もちろん、クリームにも殺菌・消毒成分が入っていますから、

アクネ菌を退治しつつ、炎症を起こす物質を抑えてくれるというわけです。

イオウという、角質層を柔らかくする成分は入っていませんが、

流石は資生堂ですね、保湿成分がバッチリ入っています。

 

さて、ここまで外用薬をご紹介しましたが、

ニキビ治療と予防には内服薬も有効です。

 

ニキビ治療の飲み薬といえば、みなさん何を選びますか?

そうですよね、ビタミン剤ですよね。

間違いではないのですが、

ハシドラッグをご愛顧くださっている皆様には、ワンランク上をご説明しますね。

 

東洋医学的に言えば、ニキビは熱です。

37℃とかのあの熱とはちょっと違うのですが、

その熱が吹き出してしまったものをニキビと捉えます。

ですから、漢方ではその熱を冷ますものを使います。

 

おいおい、いくらワンランク上と言っても、

ビタミン剤と漢方を両方使うのは面倒くさいわ!と思いますよね?

 

安心してください、両方入っているものがありました。

摩耶堂製薬のネオ小町です。

 

まず生薬ですが、熱を取るもの、排膿作用のあるもの、

肌のターンオーバーを促進するものが含まれていますね。

 

また、熱があるわけですから、その熱で乾いてしまって便秘にもなりやすいんですよ。

その便秘を解消する生薬も入っていますよ。

 

肌荒れにとって便秘は最悪です。

ずーっと体内で毒素を出し続けて、その毒素を肝臓が代謝し続けるんですよ。

肝臓が疲れないわけがないですよね。

 

肝が伸び伸び出来ていないと、次第に熱を持ちます。

そうして、自律神経やホルモンバランスに影響を及ぼし、

更に便秘になっていくという悪循環になりかねませんよ。

ですので、お肌を美しくしていたいという方は、便秘解消は絶対ですよ!

 

次にアミノ酸です。ネオ小町にはメチオニンが入っているんですよ。

メチオニンは、体内でL-システインとなり、ターンオーバーを促進するものです。

もちろん、ビタミンB群やCも含まれていますから、

あれもこれもと飲む必要がないですよね。

 

そしてこのネオ小町の凄いところは、治療にも使えるけれども、

予防としても使っていけるというところですよ。

お肌のケアでビタミン剤やL-システインを使うのなら、

ネオ小町で一石二鳥、お通じの事も考えれば、

それ以上の効果があるのではないでしょうか。

 

ここまで治療、一部予防のお話をしてきましたが、

①の大人ニキビにしろ、②の思春期ニキビにしろ

根本的で大きな原因はストレスですよね。

五臓で言えば肝です。

五臓は他の四臓と互いに影響し合いますから、

予防をするとなると、五臓を元気にしておくというのが一番ですよね。

 

五臓と言えばキヨーレオピンですよね。

ハシドラッグさん、またレオピンですか?と思われるかもしれません。

しかし五臓というのはそれだけ大事であって、

レオピンというのは、その五臓に作用できるものなんですよ。

こんな薬、他にないですよ。

 

とは言え、レオピンが治療薬として使える、という事ではないんですよ。

治療には治療薬を、ネオ小町やアポスティ等をお使いくださいね。

 

レオピンは、その熱の吹き出しが起こらないように、五臓を整えてくれるわけです。

ですからニキビの治療中はもちろん、治った後もお使いいただきたいんです。

ニキビが出来にくい体になっていきますよ。

つまり、本当の意味での「健康」に近付けるということですね。

 

悩んでストレスを抱えていては、余計に治りにくくなります。

ぜひ、ハシドラッグでご相談くださいね。