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2025.01.20 その他

【NO.13】勉強会レポートグリーンマグマ

●そもそも青汁とは?

広辞苑によれば「野菜をしぼった汁」が青汁だそうです。
しかし、現実には、出回っている青汁は、さまざまな製造方法がありまして。その作り方によって、大きく性能が異なります。

絞り汁を乾燥粉末にしたものと、葉っぱをそのまま粉砕したもの。
さらに、絞り汁を乾燥粉末にしたものの中に、熱を加えたものと加えないものと分れます。
葉っぱをそのまま粉砕したというと、イメージ悪いですが、食物繊維はこっちのほうが多いのです。腸活には役立つでしょう。
栄養素を吸収する目的なら、絞り汁のほうがいいでしょう。
使用目的に応じて選び分ける必要があります。

 

今日は、数ある青汁の中から、まず、絞り汁を低温処理することで「酵素が生きてる」という特徴をもった青汁。
「グリーンマグマ」について、勉強しました。
グリーンマグマをつくってペットボトルに入れておくと、ボトルがどんどん膨張します。
酵素が生きているから発酵してガスを生じるからです。生きている証拠です。

●酵素

酵素とは化学反応を促進する働きを持つ物質で、人間の体内で起こる消化、吸収、代謝といった働きを担っています。
体の中で作られますが、食物から取り入れることも可能。
ただし、高温(70度以上)で失活してしまうので生食でしかとりいれることはできません。
ここは知っておきましょう。(※「酵素ドリンク」は大いに??がつく商品。)
生パイナップル・キウイ・メロンや大根おろしに酵素の姿を見ることができます。
タンパク質を分解する酵素を含むので、肉や魚と一緒に食べますよね。
また、タンパク分解酵素を衣料用洗剤に配送していたりしますね。

動物の生身の体の中にもあります。
傷口にオキシドールを塗ったとき泡立つのは、活性酸素を除去する酵素(カタラーゼ)と反応しているから。(オキシドールは強力な活性酸素なんですよね)
野生肉食動物は、獲物をとらえると、酵素が豊富な内臓から食べるのだということです。

酵素が含まれないものを食べても、体内の酵素で消化できます。
しかし、そういうものばかり食べていると、体内の酵素は消化吸収でメイッパイとなり、代謝に回す酵素が少なくなってしまします。
結果、太りやすくなったり、老廃物がたまりやすくなったりすると考えられます。
酵素の補充は意味ある事です。

●本来の酵素パワーを持った青汁

さて、青汁のパッケージをみると、これでもか!という具合に「酵素」と書かれた商品がたくさんあります。
しかし大概のメーカーは、酵素を後から添加しているのです。
グリーンマグマは、大麦若葉の酵素をそのまま生かしています。
実は、酵素は入っていれば何でもいいというわけではありません。
大麦若葉に含まれている酵素は、活性酸素を撃退する酵素を豊富に含んでいます。
活性酸素とは癌や老化、炎症の原因となるものですよね。
それを撃退できるというのに、わざわざ加熱処理して、
後から別の酵素を添加するというのは、いかがなものかと思います。

「グリーンマグマ」は、加熱処理をせず絞ったままの青汁を低温で乾燥させた青汁です。
青汁本来の酵素が活きていますよ。
大麦若葉は、抗酸化力がつよいのです。

それ故に、グリーンマグマには飲み方に注意していただきたいです。
粉末を熱いお湯に溶かしてしまうと酵素が失活してしまいますので、必ず冷たいお水に溶かして飲んでください。
また、できるだけすぐに飲んでください。
野菜や果物が時間経過とともに劣化するように、このグリーンマグマも時間と共に劣化していきます。
お薬みたいにそのまま飲むのも悪くないです。

●せっかく飲むなら

もしかすると、美味しくはないけど、嫌いだけど、我慢して飲んでいるという方もいらっしゃるかもしれません。
また、健康を意識して飲んでいるという方もいると思います。
であれば、せっかく飲むのなら用途に合わせて、しっかり選びましょう。
青汁選びの参考にしていただければ幸いです。

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