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2026.04.04 未分類

【No.19】何となく不調。その裏にある『腸』の話

「なんとなく不安になる」
「気分が沈んで、やる気が出ない」
「考えごとが増えると、お腹まで重たくなる」
そんなこと、ありますよね。
こういうご相談、店舗でもよくあります。
「気持ちの問題かな」
「疲れているのかな」
そう考えて、そのままやり過ごしてしまうことも多いのですが、 最近は、それだけでは片づけられないこともわかってきました。
 
 
【心とお腹は、つながっている】
実は、こういう心の揺らぎには「腸」の状態が関わっています。
たとえば、緊張するとお腹が痛くなることがありますよね。
反対に、お腹の調子がいまひとつの日は、気分までどんよりする。
「ああ、わかるかも」と思った方もいるかもしれません。
これは気のせいではなく、脳と腸が互いに影響し合っているからです。 これを「脳腸相関」といいます。
腸は「第二の脳」とも呼ばれています。 それくらい腸は、自分で考えるように働き、 脳と絶えずやり取りをしています。
ですから、ストレスが続けば腸の調子は乱れますし、 逆に腸の不調が、不安感や気分の落ち込みにつながることもあります。
つまり、心とお腹は別々のものではなく、 思っている以上につながっています。
 
 脳腸相関の関係図
【お店でよくあるご相談】
実際、店頭でも
「なんとなく気分が晴れないんです」
「眠れてはいるけれど、ずっとスッキリしなくて」
そんなご相談を受けることがあります。
お話を聞いていくと、
「そういえば最近、便秘ぎみで」
お腹が張ることが多くて」
そんな一言が出てくることも、よくあります。
 
 
 
【腸の中で起きていること】
ここで関わってくるのが、腸内細菌です。
腸の中をのぞくと、たくさんの細菌がいて、 食べたものを材料にしながら、それぞれが働いています。 体にとって大切な物質も、こうした働きの中で作られています。
こうした腸の働きは、気分の安定にも関わっています。
さらに腸内細菌は、食物繊維をエサにして 「短鎖脂肪酸」という物質も作ります。 少し難しい名前ですが、腸の環境を整えるうえでとても大切なものです。
腸の中が落ち着いてくると、体全体の調子も整いやすくなります。 すると、気分の波も少し穏やかになってくる。
そんなつながりがあります。
 
 
 
【ではどうするか】
特別なことをいきなり始めるより、 まずは毎日の食事を少し振り返ってみたいところです。
食物繊維は、腸内細菌にとって大切なエサになります。
海藻、こんにゃく、豆類、野菜、いも類。 普段の食卓にのぼるものばかりですが、 意識してみると案外少ない日もありますよね。
忙しい日ほど、とりあえず食べられるもので済ませてしまう。 気づけば、それだけで一日が終わっていることもあります。
こういう日が続くと、お腹の調子も乱れやすくなります。
 
 食物繊維豊富なおかずでご飯を食べるねこ店長
【体からのサインに気づく】
「最近なんとなくしんどいな」
「気分が重いわりに、はっきりした原因がわからないな」
そんなときは、心だけを何とかしようとする前に、 お腹の様子を少し振り返ってみてください。
ちゃんと出ているかな。 張っていないかな。 食事は偏っていなかったかな。
体って、正直だなと思うことがあります。
言葉にはならなくても、ちゃんとサインを出してくれています。
 
 
 
【整える、という養生】
腸を整えることは、便通のためだけではありません。 心と体の土台を整えることにもつながっていきます。
今日の食事に、海藻を少し足してみる。 豆のおかずを一品入れてみる。
そんな小さなことでも、 続けていくと体は少しずつ応えてくれるかもしれません。
「なんとなく不調」が続くときこそ、 頭の中だけで考え込まずに、お腹にも目を向けてみる。
それも、無理のない養生のひとつかもしれません。
自分の体に敬意を。
 

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