寝ても疲れが取れない本当の理由
その疲れ、筋肉ではなく
「代謝」かもしれません
【寝ても疲れが取れないあなたへ】
「しっかり寝たのに、朝から体が重い」
「マッサージに行っても、その時だけ」
そんな経験はありませんか?
多くの人は
「疲れ=筋肉の問題」
と思っています。
だから
・休む
・マッサージ
・栄養ドリンク
こうした対策をとります。
もちろんそれも大切です。
ですが慢性的な疲れは、
もう少し体の深いところで起きていることがあります。
体の中で起きている
代謝の問題です。
慢性的な疲労の背景には、大きく2つの要素があります。
・体にたまる疲労物質
・体のめぐりの低下
この2つです。
【疲労物質「アンモニア」】

私たちはエネルギーを作るときに、タンパク質やアミノ酸を使っています。
その過程で生まれるのが
アンモニアです。
アンモニアは体にとって有害なため、
通常は肝臓で処理され、尿として体の外に出ていきます。
ところが
・疲労
・ストレス
・過労
こうした状態が続くと、この処理が追いつかなくなることがあります。
すると体の中では
エネルギーが作りにくい
という状態が起きます。
その結果
・体が重い
・やる気が出ない
・寝ても回復しない
こうした状態につながっていきます。
【もう一つの原因「血流」】
ストレスや疲れが続くと、体の末端の血流が悪くなります。
血流が落ちると
・酸素
・栄養
が細胞に届きにくくなります。
さらに老廃物も回収されにくくなります。
つまり体の中で
回復の流れが滞るのです。
【疲労は連鎖する】
ここでやっかいなのが、この2つはつながっていることです。
血流が悪くなる
↓
アンモニアが処理されない
↓
エネルギーが作れない
↓
さらに血流が落ちる
つまり
疲れは連鎖していきます。
【疲労回復のカギ🔑3つのアミノ酸】
・アルギニン
・シトルリン
・オルニチン
この3つのアミノ酸です。
これらは肝臓で働き、アンモニアを処理する
尿素サイクル
に関わっています。
さらにアルギニンは血管を広げる働きにも関係しています。
つまり
✅疲労物質の処理
✅血流のサポート
この両方に関わる栄養なのです。
【ミトコンドリアの働き】
もう一つ重要なのが、体のエネルギー工場
ミトコンドリアです。
ミトコンドリアの働きが落ちると、体の回復力も落ちてしまいます。
このミトコンドリアを助ける成分として注目されているのが
5-ALA
です。
エネルギー産生を助けることで、
体の回復力の土台を支えると考えられています。
【血流を守る抗酸化】
血流改善の鍵になるのが
NO(一酸化窒素)です。
NOは血管を広げる働きがありますが、
活性酸素によって壊れやすい性質があります。
そこで役立つのが、熟成にんにくエキスに含まれる
SAC(S-アリルシステイン)
です。
血管の環境を整え、血流をサポートしてくれます。
※SACを含む医薬品としてキヨーレオピンが有名ですね。
【エナジードリンクの落とし穴】

カフェインや糖分の多いエナジードリンクは、疲労回復というより
疲れを感じにくくしているだけ
という面もあります。
本当に大切なのは
・疲労物質を処理する
・エネルギーを作る
・血流を整える
この流れを整えることです。
【回復力を高める睡眠】
そして忘れてはいけないのが
睡眠です。
睡眠中には成長ホルモンが分泌され、体の修復が進みます。
アルギニンはこの成長ホルモン分泌にも関わるため、
就寝前の摂取がすすめられることもあります。
【まとめ】
疲れを
「ごまかす」のではなく
体の回復力そのものを整えていく。
それが本来の疲労対策です。
疲れは体からのサインです。
そのサインを無視するのか。
それとも耳を傾けるのか。
自分の体に、敬意を。
(講師:ハシドラッグ高橋/執筆:ハシドラッグ西店 八巻)